2019年バックナンバー
雑記帳
上皇の英語名決まる
宮内庁は、平成31年2月25日、天皇、皇后両陛下の退位後の名称である上皇、上皇后の英語の称号名を発表しました。
現在の両陛下の称号に、職務を退いた後の「名誉」を意味する単語を加え、上皇は「His Majesty the Emperor Emeritus」、上皇后は「Her Majesty the Empress Emerita」としました。
宮内庁は「経験や功績の蓄積に対する称賛や敬意を表す言葉で、上皇に用いるのにふさわしい」としています。
退位後の称号に「Emeritus」を使う例は、平成25年に退位したローマ法王ベネディクト16世がありますが、外国の王室ではこれまでないそうです。
ヨーロッパの国々では、称号をそのまま残す例と、王になる前の称号にもどす例があるようです。
ちなみに、皇位継承順位1位の皇嗣となる秋篠宮殿下と同妃紀子殿下については、現在の皇太子殿下ご夫妻と同じ表記「His Imperial Highness the Crown Prince」「His Imperial Highness the Crown Princess」とします。
先進7か国会議(G7)の加盟国をみると、アメリカ、フランスは直接選挙の実権をもった大統領制、ドイツとイタリアは実権は首相にあって儀礼的な大統領制、日本、イギリス、カナダは天皇と女王が立憲君主制です。
アメリカは、ニクソン元大統領が、ウォーターゲート事件で辞任しましたね。
ドイツやイタリアは大統領は、首相になれなかった政治家の終着駅的なポストですが、汚職で辞職することがあります。
フランスは、汚職で辞任という例はないようです。
フランスは、汚職で辞任という例はないようです。
王室や皇室のない国々からすると、うらやましいでしょうね。
皇室や王室は汚職がありませんし、政治色のない外交ができます。
皇室や王室は汚職がありませんし、政治色のない外交ができます。