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2019年バックナンバー

雑記帳

LCCのデメリット

 LCCはよく遅延します。
 
 LCC空は「A320」を計3機で3路線を運行しており、機体トラブルに備えた予備機を保有していないのが普通です。このため、欠航本数の増加や長期化につながっています。
 
 LCCは、いつでも飛び立てる予備の「A320」がないのが普通です。1機使用不能になると、玉突きで欠航になります。
 
 LCCですから、乗客は他社便への振替え措置も受けられません。
 
 LCCは、自社の別便に振替えるか、あるいは、返金で対応しています。
 
 例えばピーチ航空を例にとると、自社の別便に振替えといっても、せいぜい、次の便以降に振替えです。最終便なら、無条件に翌日以降の便になります。
 
 ただ、関空と千歳、博多、熊本、宮崎ですから、千歳空港の場合を除いて、新幹線で帰らないことはありません。千歳空港の場合は、搭乗率が比較的低く、便数も多いですから「致命的」ではないかも知れません。
 
 問題は、国外への便が欠航ならともかく、国外からの復路便の欠航となれば、ダメージは大きいでしょう。
 
 その時には、予備機くらいは準備するのでしょうか。
 
 8月下旬以降の台風シーズンには悪天候による欠航も予想されます。
 
 利用客にとっては運賃の安さの「対価」となる「欠航の危険」を冷静に見分け、受け止める姿勢が必要でしょう。
 
 仕事ではなく、レジャーに利用し、万一復路の便が飛ばなかったとき、翌日の仕事がどうなるかを冷静に考えた方がいいかも知れません。
 
 ちなみに、私自身、LCCでは、イージージェット、エアベルリン、ライアンエアー(いずれもヨーロッパ)、エアアジア(マレーシア)などの利用経験がありますが、欠航とはならなくとも、遅い便ほど、遅れが玉突きになりますから、早い便を利用するようにしています。
 
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