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2019年バックナンバー

雑記帳

スマートフォンと椎間板ヘルニア

 地下鉄・電車やバスの座席に座っている乗客たちが、背中をかがめて、スマートフォンを一心不乱に操作している様子が見うけられます。 
 
 スマートフォンの普及で、頸椎椎間板ヘルニアの患者の増加がいわれています。
 
 頸椎ヘルニアは、首の骨と骨の間でショックを和らげる椎間板が、横や後にずれてしまうもので、脊椎の神経を刺激する病気です。
 
 スマートフォンの使用に際し、首を突き出した状態で前かがみになると、椎間板に圧力がかかり、こうした姿勢が毎日長時間繰り返されることで、椎間板が外に押されます。
 
 すると、椎間板が「ずれて」、周囲の神経を刺激し、肩と手などに痛みが生じるというメカニズムが指摘されています。
 
 背中をかがめて、スマートフォンを一心不乱に操作している方は、ときどき、首や肩を回してほぐす運動をしたらいかがでしょうか。
 
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