2018年バックナンバー
雑記帳
2025年の万博は大阪に決定
2025年の万博が、大阪に決定しました。
国内での大規模万博の開催は、2005年の愛知万博以来、大阪では1970年以来55年ぶりとなります。
大阪万博は25年5月3日~11月3日に開催され、大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」が会場で、テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」となります。
1970年(昭和45年)の大阪万博にいかれた方は、ある程度の年齢の方かと思います。
太陽の塔は今でも健在ですから、多くの人は知っているでしょうし、テーマソングである三波春夫の「世界の国からこんにちは」は現在も有名です。
テーマは「人類の進歩と調和」でしたが、「人類の辛抱と長蛇」といわれるほど、炎天下の中を並ばなければ、パビリオンに入れませんでした。
アポロ12号が持ち帰った「月の石」を展示したアメリカ館や、ソ連館などが人気でした。
私は、和歌山市に住んでいました。
中学3年生で、高校受験の年でしたが、県立桐蔭高等学校(旧・和歌山中学校)という公立校の受験予定で、受験勉強をしなければならないこともありませんでした。ちなみに、県立桐蔭高校では、2年生までの間に3年生までの授業を終え、3年生の授業は大学受験対策のみといっていいほどでした。
今では考えられませんが、当時、文系を中心に、毎年、東大入学者は10名前後いました。
私は、万博には10回以上いきました。
JR和歌山駅・天王寺1時間、天王寺・千里中央30分くらいですから、遠いといえば遠いですね。
もっとも、アメリカ館あるいはソ連館に入館しようと思うと、往復の電車の時間くらいは軽く吹き飛ぶくらいでした。
千里山に住んでいた叔母さんの家に泊めてもらって、アメリカ館とソ連館は、それぞれ朝一番で行った記憶があります。
すいている8月30日も、狙って行きました。
結局、入場予定が3000万人だったのが、6400万人の入場者数になったほどの人気でした。
うち外国人は170万人だったそうですが、日ごろ、外人さんはあまりみませんでしたから、珍しかったという記憶も残っています。
2025年ということは、あと7年です。
生きている可能性が高いです。
普通に歩ける可能性も高いでしょう。
ただ、3時間炎天下の行列に並ぶだけの体力はなくなっているかと思います。