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2018年バックナンバー

雑記帳

三菱UFJ・三井住友銀、相互にATM無料化

 三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、平成31年(2019年)前半にもATMを相互開放すると発表しました。

 

 最初の相互開放の対象は、駅前や商業施設など銀行店舗の外にある無人拠点に置いたATMです。
 効果を検証し、将来的には全国に両行で約1万4000台あるすべての拠点のATMを相互開放することも検討するとしています。

 

 三菱UFJか三井住友に銀行口座がある顧客は、預金の引出しで両行のATMを同じように使えるようになります。
 現在は他行の口座から現金を引き出すと、平日の日中(午前8時45分~午後6時)で108円、早朝や夜間は216円の手数料がかかります。

 

 これが、平日の日中(午前8時45分~午後6時)で0円、早朝や夜間は108円の手数料に減額されます。

 両行は相互開放に伴い、計500~600程度のATM拠点を廃止する方針です。

 

 今、三菱UFJか三井住友のATMが、至近距離にあるところがありますね。

 

 コンビニATM、つまり、硬貨や通帳を受け入れず、紙幣だけを扱う簡易型ATMを共同開発する検討も進めています。
 また、将来は共同運用も視野に入れています。

 

 インターネットバンキングの利用が広がり、クレジットカードやICOCAやPiTaPaによる決済も増えています。

 

 現金の利用頻度が減り、銀行ATMの利用はしだいに減少しています。

 

 低金利で銀行の収益性が悪化するなかで全国にATM網を張り巡らせる負担は重くなっています。
 顧客の利便性に配慮し、相互開放で利用者が使えるATMを増やしつつ、地域が重複したATM網を見直すということです。
 
 なお、例によって、みずほ銀行は参加しません。

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