2018年バックナンバー
雑記帳
GW10連休で海外旅行が増加か・近場の温泉地は客足の減少を危惧
平成30年11月13日、皇太子殿下が、新天皇陛下に即位する2019年5月1日を祝日とする法案が閣議決定されました。
この法案が成立すればGW10連休となります。
法案が成立すればゴールデンウィークは、週休2日を前提とすれば、4月27日から5月6日まで10連休となります。
国全体が10連休ということは、はじめてではないかと思います。
国民全員が喜んでいるわけではありません。
サービス業は10連休でも休めませんし、時給や日給で働いている非正規社員は連休後から給料がごっそりなくなるということになります。
それほどでなくても、10連休中に病気にかかったらどうすればいいのと考えている人も多いでしょう。
熱海や白浜の温泉街では、例年より休みが増え商機が広がるかもしれませんが、首都圏や大阪圏からは海外をはじめ遠くに出かける人が増える可能性があるとの心配もあります。
手放しに喜んでいるのは、海外旅行を扱う大手旅行社です。
予想されるのは海外旅行の増加です。
旅行大手各社からは12日、歓迎の声が上がりました。
日本旅行の広報担当者は、すでに来年のGWに出発し、添乗員が同行するヨーロッパツアーを前年比1.5倍に増やして。平成30年6月下旬に発売しましたが、例年よりも速いペースで申し込みがあるそうです。
JTBにも、来年のGW中に出発する海外旅行の予約が例年の2倍ほど入っているということです。
豪華客船で海外を回るツアーは一部、売り切れでキャンセル待ちのものもあるそうです。
わたしは、かつて、関西空港からの旅券代金が高ければ、ソウル経由も考えればというエントリーを書いています。
私自身は、平成30年5月に、10連休になることを前提に、1人12万円(関空・ソウル3万5000円+ソウル・フランクフルト8万5000円)で、フランクフルトへの往復航空券を手に入れています。
ソウル経由になりますが、当時の価格で、関西国際空港から直行すると、倍の1人24万円がかかりました。
なお、10連休が本決まりになった、平成30年11月13日の翌日に、関空フランクフルト間の航空券の料金をみるため、ルフトハンザと全日空のサイトをみてみると、1人約35万円に高騰していました。
旅行業者が買い占めたのかもしれません。
天皇譲位時「10連休」=2019年5月1日を祝日に-政府検討