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2018年バックナンバー

雑記帳

イージス艦「まや」の進水式

 平成30年7月30日、海上自衛隊は、米軍を含めた味方の艦艇や航空機と敵の位置情報を共有できる新型イージス艦の進水式を行ないました。

 

 新型艦は「まや」と命名され、就役は2020年が予定されています。

 

 弾道ミサイル防衛能力を持つ海上自衛隊のイージス艦は7隻になります。

 

 海上自衛隊は「護衛艦」に分類していますが、他国では「ミサイル駆逐艦」「ミサイル巡洋艦」と分類しています。

 

(こんごう級)
こんごう  平成3年8月26日進水
きりしま  平成5年8月19日進水
みょうこう 平成6年10月5日進水
ちょうかい 平成8年8月20日進水

 

(あたご級)
あたご   平成17年8月24日進水
あしがら  平成18年8月30日進水

 

(まや級)
まや    平成30年7月30日進水
名称未定  平成31年進水予定

 

 「まや」は、海上自衛隊艦で初めて「共同交戦能力」(CEC)を搭載しています。

 

 あらゆる装備をネットワークで結び、それぞれが捉えた敵の目標情報を共有する仕組みで、例えば、海上の艦艇では捕捉できない水平線以遠の敵ミサイルも、味方の航空機のレーダーがつかんだ情報をもとに迎撃できるようになります。

 

 海上自衛隊は「まや」級の2番艦にも、CECを搭載します。

 また、CECについては、航空自衛隊の早期警戒機「E2D」への搭載も検討しています。

 

 中国が弾道ミサイルや巡航ミサイル、ステルス戦闘機などあらゆる航空戦力を増強する中、海上自衛隊も、防空態勢を強化しなければなりません。

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