2018年バックナンバー
雑記帳
麻生財務相、G20出席へ
麻生財務大臣兼副総理は、平成30年4月20日から、アメリカワシントンで始まる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議など、一連の国際会議に出席する意向を固めました。
衆院議院運営委員会の野党理事は、平成30年4月18日の理事会で、麻生太郎財務相がG20財務相・中央銀行総裁会議に出席することに反対しました。
週刊誌が報じた福田淳一財務次官のセクハラ疑惑が理由です。
国会の了承に拘束力はありませんから、政府が必要と判断すれば閣僚を出張させることができます。
衆院事務局によりますと、平成25年に安倍晋三首相が国会了承のないまま、トルコに出張した例があるそうです。
もともと、議院内閣制の国でも、首相や大臣が国会に「へばりつかされる」先進国はないでしょうし、先進国でなければなおさらです。
2019年、日本がG20の議長国を来年務めることも踏まえ、海外の要人が集まる会議への出席を優先ました。
当然のことでしょう。
麻生財務大臣兼副総理は、安倍首相とともに、2019年の大阪で開かれるG20の議長国の責任者です。
麻生財務大臣兼副総理は、平成30年3月、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る文書改ざん問題への対応を巡り、アルゼンチンで開かれたG20を欠席していますが、これは、日本の国益を傷つけています。
野党は、もう、政権をとるという意思はなく、自分たちが政権を担うことがない以上、日本の国益がどうなっても構わないという態度を鮮明にしたと思います。