2018年バックナンバー
雑記帳
生体認証
カジュアルなスナップ写真を撮るときに、ピースサインをすることがありますね。
私たち日本人には平和をアピールするサインとして使われますが、欧米では勝利(Victory)のVを意味するサインとしても使用されています。
チャーチル首相のVサインは有名ですね。
Vサインが危険な場合もあるようです。
今のスマートホンは高画質で、ピースサインをした写真などをインターネットにアップすると、3メートル以内で撮られたものなら、指紋が映っていて、これを本人になりすまして悪用できる可能性があるのだそうです。
キャッシュカードでお金を引き出す時によく使われる指紋認証があります。
登録しておくと、1日50万円の上限ではなく、もっと多額の金額が下ろせます。
スマートフォンやパソコンのロックなども、指紋認証があります。
もっとも、スマートフォンの指紋認証のロックを、ピースサインをした写真を利用して解除するという話は聞きません。
配偶者が寝ているときに、利用するくらいでしょう。
鍵や暗証番号ではなく、指紋・声・顔など、本人しか持ち得ないもので認証するというケースが増えてきています。
パスワードを盗まれたりしている金融機関としては、本人にしかないもので認証してもらえたら最大の防衛策になりますから。
なお、お金くらいならいいですが、治安の悪い国や地方で、自動車のキー代わりに指紋認証システムのある場合、指ごと切断されて、自動車を強奪されることがあるようです。
自動車が強奪されても、保険で填補されることがありますが、もちさられた指は戻ってきません。
なお、ピースサインは、国によっては、指の方向を逆にすると(指を自分の方に向けると)、他人を侮辱する意味になることもあるそうですから、気をつけましょう。