2018年バックナンバー
雑記帳
G20首脳会議、大阪で開催2019年
政府は、平成30年2月20日、2019年に日本で開く20カ国・地域(G20)首脳会議を大阪で開く方針を決めました。
時期は6月末~7月初旬を軸に調整しています。
今上天皇陛下の譲位後ですから、平成31年ではなく、新年号元年となります。
関西経済は訪日外国人の消費がけん引役の一つとなっています。
関西経済連合会の松本会長(住友電気工業会長)は、G20首脳会議開催を通じ「関西の魅力を世界に発信し、関西経済をさらに活性化させる絶好の機会となる」と評価しました。
大阪市は大阪府などと2025年の万国国際博覧会誘致をめざしています。
候補都市は、パリが立候補を辞退したので、大阪、エカテリンブルク(ロシア)、バクー(アゼルバイジャン)の3都市から選ばれます。
G20の開催は、大阪の知名度を上げるのに有益でしょう。
もっとも、外国人に知名度の高い日本の都市は、東京の次に、京都や広島だといわれることがありますが、あながちそうではありません。
私の感覚では、東京の次に出てくるのが大阪です。
なお、大阪が選出されたのは、首脳が随行員が宿泊できる高級ホテルが、東京に次いで多いということが大きかったようです。
また、交通機関も充実していますし、豊富な国際会議の実績を持っていますから、警備面でも優れています。
首脳らの専用機を駐機できる空港も、東京に次いでいます。
なお、東京が避けられた理由は、2019年に新天皇陛下のご即位があり、2019年9月から東京を中心にラグビーワールドカップ(W杯)を開くことなどがあげられています。
G20首脳会議が開催されている期間、要人警備のためセキュリティーが厳しくなるでしょうが、少しの辛抱です。