2018年バックナンバー
雑記帳
海外でのスマホ利用の高額請求
海外旅行をする際に自分のスマートフォンを持っていく人は多いでしょう。といいますか、海外の国々も、携帯電話、スマートフォンの普及で、公衆電話は、空港や駅の他は、あまりみかけません。
スマートフォンがあれば、日本の家族に連絡できますし、地図アプリの利用、レストランの検索や予約、日本のニュース閲覧など、たいていの事が可能です。
一方、渡航先でスマートフォンを利用しすぎてしまい、帰国後に数万円、数十万円もの高額な請求書が届いたという話もあります。
海外でのスマートフォン利用による高額請求の原因は、データローミングになります。
データローミングとは、日本の携帯各社のサービスエリア圏外である海外において、現地で提携している通信会社の電話回線を利用して通信する仕組みです。
データローミングを起動したままにしていると、知らないうちに渡航先の通信会社の回線へ勝手につながれてしまい、その結果として高額な請求をされることになります。
海外旅行に行った先で日本のようにスマートフォンを使続けていると、帰国した際に非常に高額な請求書を送りつけられることになります。
そして、気づくのは日本に帰国してからとなります。
外国では、機内モードに切替えるのが賢明です。
電話の送受信ができなくなります。家族に「外国からかけるから」と言っておいて、送信時だけ、機内モードを解除して、通話が終わってから、機内モードにすればよいのです。
電話が使いたいなら、ローミング機能をOFFにするのですが、機内モードのON・OFFは使い慣れていても、ローミング機能をOFFにするのは、手間がかかります。
基本的に電話は利用せずに、インターネットもWiFiを利用することになります。
たいてい、どこの国でもホテルのWiFiが利用できます。
マクドナルドなどに行けば、WiFiが利用できます。
また、街中のフリーWiFiスポットも利用できます。
LINEやSkypeなどの無料通話アプリを活用できます。
ただ、街中のフリーWiFiスポットは、不特定多数の人が同じWiFiを利用しているので、インターネットバンク等にログインすると、そのままIDやパスワードを盗まれてしまう可能性があります。
このような事態を防ぐため、ID・パスワードで認証するサイトは利用しないようにするということが必要です。
なお、海外へ渡航される際には携帯電話会社の海外パケット定額プランを利用することができます。
結構高額ではありますが、びっくりするような金額を請求されることはありません。
また、海外のモバイルWiFiルータをレンタルする方法があります。
モバイルWiFiルータをレンタルする方が、海外パケット定額プランよりも、1日約1000円以上も安くなります。
渡航する際に、空港などで、モバイルWiFiルータをレンタルすれば、日本でスマートフォンを使うのと同じくらい快適に利用できます。
また、現地空港で、SIMカードを購入するという手もありますが、よほど詳しい人、若い人向けでしょう。
空港で、SIMカードを購入している人をよく見ます。
たいてい、若者です。
私は、6000円でSIMフリーの8インチタブレットを購入しました。外国旅行の機会があれば、SIMカードの購入にチャレンジしてみようかと思います。