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2018年バックナンバー

雑記帳

パンがなければ・・

 マリーアントワネットの「パンがなければケーキを食べればいいのに」という言葉は有名です。「ケーキ」のかわりに「お菓子」バージョンもあります。

 

 「不景気になってどうしていますか」という街頭アンケートに「昼の外食をやめて弁当にしています」「食費を切りつめています」という回答が多いです。

 

 また、全国大学生活協同組合連合会のアンケート(平成29年)によりますと、アパートや下宿などの、いわゆる一人暮らしをしている大学生が、1カ月あたりに使う食費は平均で2万4480円というデーターが示されています。昭和52年(1977年)並みだそうです。

 

 昭和52年といえば、私が大学4年生、司法試験に合格した年です。40年前とでは物価も違うでしょうから、実質的に大幅ダウンです。
  

 生活が苦しくなれば、不要不急の旅行、飲食も含む外食費、嗜好品、服や靴、女性なら化粧品などがまず「切りつめ」の対象となります。

 どうしようもなくなれば「食費の切りつめ」にはいります。

 ある意味、「食費の切りつめ」は、「最後の手段」ですね。

 
 厚生労働省が発表した平成29年度の年金額は、国民年金から支給される老齢基礎年金は、20歳から60歳まで40年間保険料を支払った人で、1人1カ月6万5000円、厚生年金から夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額として22万1000円です。
 
 モデルケースで、現実には、もっと少ないですね。
 
 年金で生活できなければ、株を売ったらとか、仮想通貨を売ったらとか、別荘を売ったらとかいう身分ならいいのですが・・

 

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