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2018年バックナンバー

雑記帳

女性の敵は女性

 「女性の敵は女性」とよく言われます。
 
 なぜでしょうか。
 
 まず、「女性が女性を信頼していない場合」があります。
 
  女性医師、特に、若い女性医師を嫌い、ベテランの男性医師を好む傾向は、男性より女性の方が実感として多いのではということを、知人の医師に聞いたことがあります。
 
  弁護士はどうでしょう。
 
  もっとも、女性も、ベテランになると、医師、弁護士とも、信頼されるようになるそうです。
 
 女性上司が、他の女性の長期育休取得を、皮肉ることがあるようです。
 
  「産休明けても席が確保されてると思ったら、甘いわよ」などと。

  男性上司は、セクハラでやられるのはわかっていますが、同性の女性が言う分にはセクハラにならない場合が多いでしょう。
 
 結婚して働いている女性に対し、妊娠がわかったとたんに、姑から、「仕事を辞めて育児に専念するように」という「命令」がくることがあります。
 義父は、思っていても、そんなことは言いません。
 
 次に女性が「ご都合主義」ということがあります。
 
  「女だからって差別されてる」と嘆いている人に限って、都合が悪くなると「私女ですから」と仕事から逃げるということはよく言われます。
 
  この場合「女は使えない」と言う上司が敵なのではなく、「女」を盾にしている本人が敵です。
 
 一番多いのが、本人とは全く関係のない、多くの先輩女性です。
 
  せっかくの役職についたのに、妊娠するや、産休をとって、産休開けの時点で自己都合退職し、ついでに、仕事を探しているふりをして、失業保険を受取る(自己都合退職ですから、すぐにはもらえません)などする人がないとはいえません。
 退職するなら、産休に入る時点で退職し、専業主婦になるつもりなら、失業保険を受け取ってはなりません。
 
  もちろん、産後の極端な体調不良などの場合はともかく、最初から「計算尽く」という女性がいるものです。
  これでは、女性全体の信用がなくなります。

  男性ばかりを非難するのではなく、女性が自分の足を引っ張っていないか冷静に考える必要があるのではないでしょうか。
 もっとも、夫が操っている場合がありますから、女性ばかりを責めるわけには生きません。
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