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2018年バックナンバー

雑記帳

南海・空港線乗客6年で倍増

 南海電気鉄道は、平成30年1月31日、関西国際空港に乗り入れる空港線で、平成29年4~12月期の乗客が前年同期に比べ11%増の1122万人となったと発表しました。

 

 空港線は泉佐野駅(大阪府泉佐野市)から関西国際空港を結ぶ路線です。
 駅は、泉佐野、りんくうタウン、関西国際空港の3駅のみ、9分で490円という「ぼったくり」路線です。

 

 関西国際空港が、大阪湾内泉州沖5kmの人工島に作られた海上空港であることを考えればやむを得ないのかも知れません。

 

 関西国際空港から大阪方面に向かう公共交通は、リムジンバスの他、南海線かJR西日本のどちらかとなります。

 

 訪日客の利用が増え続け過去6年で2倍強に増えたそうです。

 

 乗客数は東日本大震災が発生した平成23年が直近で最も少なく540万人でしたが、訪日客に支えられ毎年1割前後の増加が続きました。

 

 急行の1日あたり運行を6年前より50本増やし、特急「ラピート」も増便して、搭乗率は31%から62%に上昇しました。

 

 大阪地家裁岸和田支部の最寄り駅は春木駅ですが、南海なんばからは座ることができますが、春木駅からは、下手をすると座れません。

 

 ただ、一時に比べて、乗客のマナーは「まし」になり、本来7人座れるところを、スーツケースなどで邪魔をして4人しか座っていない、かといって、中国語や韓国語はわからないから手の打ちようがないということは少なくなりました。

 

 南海電鉄は、大阪府南部の人口減少に直面していますが、空港線の乗客数の伸びは同じ時期の関西の私鉄では突出しています。

 

 過去6年で、阪神電気鉄道が17%増で、近畿日本鉄道は2%増にとどまっていることに比べれば奮闘が目立ちます。空港線の伸びが大きいということになります。

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