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2018年バックナンバー

雑記帳

AIに代替される士業の独占業務

AIに代替される士業の独占業務
 

 「士業」とは、弁護士や公認会計士、司法書士や税理士など「士」と呼ばれる国家資格の俗称で、「しじょう」「さむらいぎょう」と呼ばれます。

 

 国家試験に合格して資格を得なければならず、資格を得れば業務独占が認められています。

 

 ここ数年で、AI(人工知能)の利用が広がることで、士業の定型的な独占業務がAIに取って代わられる危機が近づいています。

 

 定型的、事務的であればあるほど、AI代替可能性は高くなります。

 

弁護士(訴訟代理などの法律事務)1.40%
司法書士(登記や供託に関する手続き)78.00%
弁理士(特許などの出願・登録手続き)92.10%
行政書士(官公署に提出する書類の作成)93.10%
公認会計士(財務書類の監査・証明)85.90%
税理士(税務書類の作成や税務相談)92.50%
社会保険労務士(労務・社会保険に関する書類の作成)79.70%

 

 弁護士は1.40%で、AI代替可能性は、他の士業と比べて圧倒的に低いですね。

 当分、AIに代替される恐れを感じず仕事ができそうです。

 

 ただ、懲戒処分を受けたアディーレなどが多く手がけている過払いなどは、定型的、事務的ですから、AI代替可能性は高いでしょう。

 

 危ないのは、公認会計士、税理士です。

 定型的、事務的ですから、AI代替可能性は高く、いずれ衰退していくことになるでしょう。

 すでに、簡単な事務なら、パソコンソフトでできるようになっています。

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