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2018年バックナンバー

雑記帳

20秒早い発車「謝罪?」つくばエクスプレス

 茨城県つくば市と東京・秋葉原を結ぶ「つくばエクスプレス(TX)」を運行する首都圏新都市鉄道が、定刻より20秒早く発車したことを謝罪しました。

 

 電車が発車予定時刻より速く出発するというのはルール違反です。

 

 ただ、4、5分おきに出発する電車のようですから問題はないでしょう。
 自分の時計が、1、2分遅れていたと納得して終わりでしょう。

 

  関心を示したのは欧米メディアです。

 

 英BBC放送や米FOXは「日本に関して最高なことの一つだ」といったツイッターの好意的な投稿を紹介しました。

 

 電車の遅延が頻発するニューヨークのデーリー・ニューズは「日本の駅の交通量は世界的にも多いが、効率の高さで知られている」と伝えました。ニューヨークでは平成29年5月には6万7000回を超える遅延が発生したそうです。

 

 松本清張の「点と線」という推理小説があります。

 

 「東京駅で13番ホームから15番ホームが見えるのは(13番ホームに電車が停車し、14番ホームに電車が停止せず、15番ホームに電車が停止する)、1日の中でわずか4分間しかない」ということを前提に、ストーリーが進展していきます。

 

 こんな推理小説が成立するというのは日本くらいでしょうね。

 

 日本人で、外国の列車に乗ったことがなければ、どの国も、日本ほど正確に列車が運行されると思うかも知れません。

 

 しかし、日本が唯一の例外であるということは、外国旅行をし、外国の列車に乗ってみれば、すぐわかります。
 また、時間どおり電車が来ないといって腹を立てることもなくなります。

 

 ちなみに、地下鉄・MRTなど(ホームドアの関係で一定のところに停車しないと乗降できなくなります)を除き、ホームに乗車位置が明記されている列車がある国も日本くらいでしょう。

 ですから、整列乗車ができるのです。

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