本文へ移動

2018年バックナンバー

雑記帳

報道の自由度ランキング

 国境なき記者団という団体が、毎年出している「報道の自由度ランキング」というのがあります。
 
 報道の自由に対する侵害について、法的支配、インターネット検閲、ジャーナリストへの暴力などの項目で調査されており、侵害度が大きいほど指数は高くなるというものです。
 
 何と日本は72位だそうです。
 
 常識的に考えれば、10位に入っていても不思議でないくらいです。
 
1 ノルウェー
2 スウェーデン
3 フィンランド
4 デンマーク
5 オランダ
6 コスタリカ
7 スイス
8 ジャマイカ
9 ベルギー
10 アイスランド
11 オーストリア
12 エストニア
13 ニュージーランド
14 アイルランド
15 ルクセンブルク
16 ドイツ
17 スロバキア
18 ポルトガル
19 オーストラリア
20 スリナム
21 サモア
22 カナダ
23 チェコ
24 ナミビア
25 ウルグアイ
26 ガーナ
27 カーボベルデ
28 ラトビア
29 スペイン
30 キプロス
31 南アフリカ共和国
32 リヒテンシュタイン
33 チリ
34 トリニダード・トバゴ
35 アンドラ
36 リトアニア
37 スロベニア
38 東カリブ諸国機構
39 フランス
40 イギリス
41 ベリーズ
42 ブルキナファソ
43 アメリカ合衆国
44 コモロ
45 中華民国(台湾)
46 ルーマニア
47 マルタ
48 ボツワナ
49 トンガ
50 アルゼンチン
51 パプアニューギニア
52 イタリア
53 ハイチ
54 ポーランド
55 モーリタニア
56 モーリシャス
57 マダガスカル
58 セネガル
59 ドミニカ共和国
60 ガイアナ
61 ニジェール
62 エルサルバドル
63 韓国
64 ジョージア
65 ボスニア・ヘルツェゴビナ
66 セルビア
67 フィジー
68 レソト
69 モンゴル
70 マラウイ
71 ハンガリー
72 日本
 
 マルタが47位に入っています。
 マルタで、地元の女性記者が殺害されましたね。
 
 自動車に爆弾を仕掛けるという殺人でした。
 彼女は「タックスヘイブン」をめぐる「パナマ文書」の報道に携わり、政治家の不正資金疑惑を追及していたそうです。
 
 韓国が63位に入っています。
 産経新聞社の記者が、韓国の新聞記事を、自社のサイトにアップしただけのものでした。
 名誉毀損で起訴され、出国停止もくらいました。
 結局、無罪では終わりましたが、起訴自体信じられないことですね。
 
 人事査定など査定というものは難しいものです。
 
 有能な人間を無能と査定すれば、査定する方が無能ということになります。
 
 日本の記者が爆殺されたり、名誉毀損で刑事訴追を受けたという話は聞きません。
 
 もちろん、国境なき記者団なる団体の目は「ふし穴」ということになります。
 英語で「Where are your eyes?」ですね。
TOPへ戻る