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2018年バックナンバー

雑記帳

成人式

 平成30年1月8日は成人の日でした。
 
 1月7日に成人式をした自治体もあったようです。
 
 7日と8日は、振り袖姿の新成人が、駅などで、晴れ着を着て歩く姿がみられました。
 男性の紋付き袴は、このごろ見なくなりましたね。
 
 「はれのひ」という着付業者が計画倒産したということで大騒ぎになっています。
 
 ひどい話ですね。
 
 他のレンタル業者や着付業者から手配のできた人は幸運で、普通の洋装で行った新成人、振り袖姿では嫌といって行かなかった新成人もいたようです。
 
 女性は、着るものがないといって出掛けないという人はいます。信じられませんが、男性とは別の生物であるかのようです。
 
 もう少し早く倒産していたら、一般の親戚づきあいや世間づきあいのある人なら、振り袖くらいは用意できそうです。
 
 振り袖を着て成人式に行って、大学の卒業式に行っただけ、あとは、友人の結婚式に参列したくらいで、死蔵されている振り袖はいくらでもありそうです。
 
  友人の結婚式といっても、花嫁より目立ちたくないという人は、振り袖では出席しませんから、多くて2回着ただけの新品同様です。
 
 非常事態で借りることはできた人もいるでしょう。
 
 洋服と違って、振り袖は、よほどの体格でない限り、他人のものであっても、それなりに着こなせるという話を聞いたことがあります。よくは知りませんが・・
 
 成人式当日、計画倒産はひどすぎますね。
 
 まだ、てるみくらぶ がましですね。
 旅行は一生に1回ではありません。
 
 話は変わって、私も成人式の招待をされたことがあります。
 
 大学2年生の時、当時住民票のあった、東京都目黒区役所から招待状が来ました。
 
 興味もないので、欠席の返事をしておきました。
 後日、記念品として、辞書が送られてきました。辞書のレベルは低く、使い物にならず、4月に東京都文京区に引っ越ししたとき、廃棄しました。
 4畳半のトイレ共同銭湯通いの下宿から、6畳のトイレ共同銭湯通いの下宿への引っ越しです。
 
 大学2年生になって、法学部の授業が始まって、昭和50年4月に、小六法(B5サイズ)を購入して、民法や刑法の勉強を始めてから8か月しか経過しておらず、将来の「夢」もありませんでした。
 
 何とはなく、官僚になろうかと思っていました。
 
 法律の勉強を初めてから、大学4年での司法試験の論文試験合格(昭和52年6月試験。なお、口述試験は、まず落ちませんから、事実上の最終合格ということになります)まで、2年3か月の勉強だったことになります。
 
 私は、そこで、一生分の運を使い果たしたようです。
 
 官僚は向かないと思って、裁判官になりました。
 
 裁判官も向かないと思って弁護士になりました。

 官僚になっていたとしたら、裁判官を続けていたとしたらと考えることがありますが、私は最良の選択をしたと思っています。
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