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2018年バックナンバー

雑記帳

いわゆる従軍慰安婦合意

 平成29年12月27日、韓国の外相直属の検証チームは27日、検証結果を発表しました。両政府が当時公表した合意の検証結果を発表しました。

 

 「非公開の合意」も発表しました。

 

「1 日本政府は韓国政府に対て要求した、ソウルの日本大使館前に慰安婦問題を象徴する少女像を建てた「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)など支援団体の説得

2 第三国での慰安婦関連の像や碑の設置を支援しない

3 今後「性奴隷」という表現を使わない」

 

 河野外相の談話は以下のとおりです。

 

「1 本27日、韓国外交部長官直属の「慰安婦合意検討タスクフォース」が、平成27年12月28日の慰安婦問題に関する日韓合意についての検討結果を記載した報告書を発表しました。同報告書は、合意に至るまでの韓国国内における交渉体制や合意の内容について批判するものであり、既に両国内で履行されている合意につき疑義を呈するような考え方が韓国政府に対して示されました。

 

 2 一昨年末の日韓合意は、民主的に選ばれた日韓両首脳の下で、外交当局間の局長協議を含め、あらゆるレベルで努力を行った末に、当時の岸田文雄外務大臣と尹炳世(ユン・ビョンセ)韓国外相が、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的」な解決を確認し、共同記者発表において表明したものです。また、同日に行われた首脳電話会談でも「最終的かつ不可逆的」な解決を確認しており、この合意は両国首脳間の合意でもあります。この合意は、両政府間において正当な交渉過程を経てなされたものであり、合意に至る過程に問題があったとは考えられません。

 

 3 日韓合意は、両政府間の合意であるとともに、国際社会からも高く評価されたものです。今般の報告書には、韓国政府の日韓合意についての立場は含まれていませんが、日本政府としては、韓国政府が同報告書に基づいて、既に実施に移されている合意を変更しようとするのであれば、日韓関係がマネージ不能となり、断じて受け入れられません。日本政府としては、韓国政府が合意を「最終的かつ不可逆的」なものとして引き続き着実に実施するよう、韓国側に対し、強く求めます。」

 

 これに尽きるでしょうね。

 

 筑波大学大学院 古田博司教授が提唱したに「助けない、教えない、関わらない」の非韓の三原則でのぞむほかないようです。

 

 もっとも、韓国は、安全保障の観点からして、日本及び自由主義社会の貴重な「緩衝帯」「防波堤」ですから「殺さぬように」という点が重要です。

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