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2020年バックナンバー

雑記帳

韓国と台湾の日本に対する感情

 韓国と台湾とでは、対日感情に大きな差がありますね。
 台湾は好日的ですが、韓国は反日的です。
 
 日本は、台湾に戦争を仕掛けたわけではありませんし、韓国に戦争を仕掛けたわけではありません。
 
 いずれも植民地(厳密には合邦)にしたわけですから、兵士、住民を殺傷したわけではありません。
 
 中国が「反日」という理由は理解できないわけではありません。戦争をして、お互いに、兵士を殺傷しあったわけですから。
 
 また、併合できたのは、文化・文明・軍事力に差があったからでしょう。

 日本から見れば、併合当時、韓国も台湾も、文化・文明・軍事力に大差はありませんでした。
 日本から見れば、日本と違い、近代的な法制度もありませんし、工業力もありませんでした。
 
 ただ、もともと、双方とも、能力・資質のある民族なのでしょう。
 韓国も台湾も、電化製品・通信などの分野で、一部、日本に追いつき、追いそうとしています。
 
 日本は、鉄道を敷き、ダムを造るなどインフラを整えました。
 
 帝国大学も、京城帝国大学(現・ソウル大学)、台北帝国大学(現・台北大学)を設立するほか、初等教育にも尽力しました。
 
 日本人化しようとしたのも同じです。
 日本語を話させるようにして、氏名を日本人化しようとしたのも同じです。
 
 分裂国家になったのも同じです。
 
 ただ、分裂国家にした直接の当事国は、アメリカ、ソビエト連邦、中国です。
 日本は、自国のことだけで精一杯、他国をどうするということもできません。
 
 領土紛争があるのも同じです。
 日本と韓国は竹島で争っています。
 日本と台湾は尖閣諸島で争っています。
 
 第二次世界大戦については、台湾も韓国も敗戦国(ドイツに併合されていたオーストリアと同じ)です。
 
 なぜ、台湾と日本に対する感情とが違う理由がわかりませんね。
 
 韓国は北朝鮮との関係があり、台湾は中国との関係がありますから、日本と友好関係にあった方が、何かと有利だと思うのですが・・
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