2020年バックナンバー
雑記帳
コロナ禍のベルリンに新空港
ベルリンで、令和2年10月31日、新空港が開港しました。
設計不備などで、当初開港予定の平成23年から何度も開港が延期されていました。
新空港「ベルリン・ブランデンブルク空港」は、令和2年の東西ドイツ統一後に構想が浮上。ベルリン近郊の旧東ドイツ地域にあるシェーネフェルト空港を拡張する形で、平成18年から建設が始まっていました。
これまで首都の玄関役を担ってきたベルリン西部のテーゲル空港の約4倍の広さがあり、ドイツではフランクフルト、ミュンヘンに続く3番目の規模になります。
ドイツのハブ空港は、フランクフルト国際空港とミュンヘン国際空港です。
日本と違い、ドイツは分権国家ですから、一極集中ということはありません。
ベルリンは首都ではありますが、東に偏りすぎています。
また、西ベルリンが東ドイツの中の孤島であったことからわかるように、ベルリンは、遅れて貧しい旧東ドイツに囲まれています。
旧東ドイツは、統一後も、旧西ドイツに経済的に追いつけません。
旧東ドイツは、統一後も、旧西ドイツに経済的に追いつけません。
これから、ベルリンが、ドイツの首都として、大きく飛躍するということは考えにくいですね。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大で、世界中で航空関連産業が苦境に陥るどん底からの出発ということになります。
今後どうなるかは、もう一つよくわかりません。
ただ、ベルリンは、ポーランド、チェコ、ハンガリーなど旧東側の国々に近い位置にあります。
旧東側の国々が発展すれば、ベルリンも発展するでしょう。
しかし、期待は、限りなく0に近いのではないでしょうか。
旧東側の国々が発展すれば、ベルリンも発展するでしょう。
しかし、期待は、限りなく0に近いのではないでしょうか。