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2020年バックナンバー

雑記帳

文大統領の支持率、政権発足後最低に 検察対立で逆風

 韓国の世論調査会社リアルメーターは、令和2年12月3日、ムン・ジェイン大統領の支持率が37.4%と、初めて4割を下回ったと発表しました。
 
 チュ・ミエ法相とユン・ソンヨル検事総長の対立による国政の混乱が逆風となり、支持率は平成29年5月の政権発足から最低となったとのことです。
 
 支持率は前週から6.4ポイントの急落し、不支持は57.3%と、同5.1ポイント上昇しました。
 
 与党「共に民主党」の支持率も28.9%と、前週から5.2ポイント下落し、他方、保守系野党「国民の力」の支持率は前週から3.3ポイント上昇して31.2%となり、与党を逆転しました。
 
 もともと支持率が低くなる要素はあります。
 
 最低賃金引上げなどの経済失政のため失業者が増加し、不動産価格が高騰するなど経済が悪いこと、他聞にもれず、寒くなると共に韓国のコロナ患者が増えたことなどです。
 
 追い打ちをかけたのが、法務大臣と検事総長の泥仕合です。
 
 チュ・ミエ法相は、令和2年11月24日、ムン政権への捜査をためらわない尹氏に対し職務停止を命じました。
 
 ユン検事総長はソウル行政裁判所に措置の停止を求めた仮処分を申請し、令和2年12月1日に認められて職務に復帰しました。
 
 チュ・ミエ法相は、懲戒委員会を開き、ユン検事総長の解任などの処分を求める姿勢をとっています。
 
 まあ、他の国の人が見たら「あほらし」とあきれるような醜態で、さすがに、韓国の人も、あきれているのでしょう。
 
 
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