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2020年バックナンバー

雑記帳

指紋認証

 指紋認証というシステムがあります。
 
 この世には、2人として同じ指紋の人はないということですから、安全性は完璧なものにみえます。
 
 平成17年、BBC放送は、マレーシアで、生体認証を搭載したメルセデスベンツSクラスのオーナーが、強盗に指を切断され、その指で認証を突破されて車を盗まれたという事件があったと伝えられました。
 
 たかだか自動車のために、指を切られたのではたまったものではありません。
 指紋認証は、傷害や誘拐など身体的なリスクも考慮しなければいけないということになります。

 スマートフォンやパソコンなどでも、パスワード式ではなく、指紋認証によるロック解除のシステムを利用できるものが増えています。
 
 スマートフォンの場合、アップルのiPhoneのほか、Androidでも採用している機種もあります。
 
 あちらこちらで、パスワードを要求されることが多くなりました。
 
 4桁の数字ならば、キャッシュカードの番号でもいいのでしょうが(逆に、どうでもいい暗証番号なら、キャッシュカードと違うものとする方が、かえって賢明かも知れません)、最低6桁、最低8桁、数字とアルファベットを混在させなければならないとなると、パスワードをメモしておかなければならない問うことにもなりかねません。
 
 指紋認証によるロック解除は便利なものです。
 
 もっとも、メールやLINEなど、不倫の証拠があるスマートフォン所持者が、指紋認証にするのは危険です。
 
 いつも、どの指を利用してロック解除をしているか知られています。
 配偶者に、自分が寝ている時に指をのせられたら、当然ですが簡単にロック解除されます。
 その手の話は、結構多いです。
 かえってバレやすいですね。
 まだ、暗証番号の方がマシです。
 
 暗証番号も、スマートフォンを忘れて、勤務先などから電話して、配偶者に解除してもらい、データを聞いたきりで忘れていた場合、配偶者は、しっかり内容をチェックするとともに、暗証番号はメモしていることが多いです。
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