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雑記帳

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とっていいのは写真だけ。残していいのは足跡だけ

 「とっていいのは写真だけ」「残していいのは足跡だけ」という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか。

 登山やハイキングのときの心得です。

 むやみに、木の枝を折ったり、咲いている花をとったりしてはいけませんし、弁当など食べ物の容器、果物の皮や芯、ペットボトルなどの飲物容器などのゴミを放置してはいけません。

 本来は、英語からの言葉のようです。原文は「Take nothing but photographs, and leave nothing but footprints. 」です。

 「nothing but」=「only」という意味で、受験勉強のときの参考書などに、「Take nothing but
photographs, and leave nothing but footprints. 」が、使用例として掲載されていることがあります。

 また「とる」には、「取る」「撮る」「獲る」「摂る」「盗る」「執る」「捕る」「採る」「穫る」「録る」があり、「取る」「撮る」「獲る」「捕る」「採る」「録る」が該当しますから、「残す」は漢字ですが、「とる」はひらがなになっています。

 私自身、司法修習生のとき、実務修習指導裁判官が登山が趣味で、誘われて「登山」をしていたことがあります。
 ちなみに、ハイキングではありません。
 キャラバンシューズをはいて、谷川岳などに登ります。
 登山前に、氏名・住所・電話番号・登山時間を登山口に記入します。遭難して捜索のときの便宜のためです。
 ロッククライミングをするというわけではなく通常の登山道です。また、冬のは登りませんし、天気が悪くなりそうなときは、より安全なコースにかえます。

 登るときは急な稜線を登り、降りるときはなだらかな稜線を降ります。もちろん、安全確保のためのロープはありません。
 登りのときは、手を滑らせたり足を滑らせたりして滑落したら、よくて大怪我、悪くて死亡すること間違いなしの危険な稜線です。
 降りるときは、若干なだらかとはいえ、踏外せば滑落です。

 そのくらいのコースなら、ある程度の技術のある人なので、木の枝を折ったり、ゴミを残したりはしません。

 他方、ハイキング程度のコースになると、木の枝を折ったり、ゴミを残したりするレベルの低いハイカーはいます。

 富士山が、ずっと長くの間、ユネスコの世界遺産に登録されなかったのは、ゴミなどが残っていて、登録に値しないとされているからといわれています。

 木の枝を折ったり、ゴミを残したりするレベルの低い人でも、簡単に登れるということが大きな理由ですね。

 ちなみに「Take nothing but photographs, and leave nothing but footprints.」には、「Take nothing but pictures leave nothing but footprints, kill nothing but time. 」という別バージョンがあります。

 直訳すれば「殺していいのは時間だけ」ですが、「kill time」は「ヒマつぶしと」いう意味ですから「つぶしていいのはヒマだけ」ということになります。

 日本語では「語呂」が悪いのか「とっていいのは写真だけ」「残していいのは足跡だけ」しか使われていないようです。

 ちなみに、日本人マナーは良くなりました。
 ゴミもちゃんと持って帰ります。

 しかし、放送局のマナーは最悪で、NHKが、尾瀬で、撮影のためと称して、一般客を足止めにした事件がありましたね。
 しかし、遊歩道から外れた地域を歩こうとした一般客がいなかったのは幸いでした。

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