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雑記帳

ゴディヴァ

 「ゴディバ(Godiva Chocolatier)」というベルギーの首都ブリュッセルのチョコレートメーカーがあります。

 ベルギーで、1926年販売開始、日本でも売っていますが(販売元はゴディバ ジャパン・片岡物産)、結構値がはります。

 トレードマークがかわっていますね。

 このトレードマークには「いわれ」があるそうです。

 場所は、イングランドのコベントリー(ドイツ軍のロケット弾により壊滅的な打撃を受けた都市)です。
 夫であるゴダイヴァ(ゴディバ)伯爵は、領民に重税をかけていたそうです。
 伯爵夫人ゴダイヴァ(ゴディバ)は、夫に対して祈願して減税を嘆願しましたが聞き入れなかったそうです。
 ゴダイヴァ(ゴディバ)伯爵は、夫人に、「馬にまたがり、民衆の皆がいるまえで、裸で乗りまわせ。町の市場をよぎり、端から端まで渡ったならば、お前の要求はかなえてやろう」と言ったそうです。

 ゴダイヴァ(ゴディバ)夫人は、裸になり、馬にまたがり二人の騎士を供につけ、市場を駆けたそうです。
 ゴダイヴァ(ゴディバ)伯爵は、約束どおり、コヴェントリーの町の重税を免じる勅令を出したいという話が由来です。

 本来、ベルギーは、オランダ語圏(フラマン地区)とフランス語圏(ワロン地区)があり、ブリュッセルは、本来オランダ語圏(フラマン地区)にありますが、オランダ語とフランス語が共存しています。

 ベルギーのブリュッセルを歩くと、チョコレート販売店の他に、ワッフル販売店、アイスクリーム販売店などスイーツの店が至るところにあり、結構、立食いしている姿をよく見ます。

 スイーツだけではなく、ポテトフライ(細長く切って焼いたポテト)の店が多く、これまた、結構、立食いしている姿をよく見ます。

 マヨネーズをかける人が多いのですが、好みの問題でしょう。
 ベルギーのブリュッセルは、人の割にの町歩きをするときは、チョコレート、アイスクリーム、フライドポテトを食べながら歩く観光客に注意しないと、服を汚す可能性があります。また、泥棒が、チョコレート、アイスクリームをつけたと言い、仲間が注意を取られている観光客から財布をすりとるという手口にも注意がいります。

 ポテトフライは単体として食べられるだけではなく、メインディッシュの添物としてもよく出ます。

 ベルギーのブリュッセルといえば、ムール貝が名物料理ですが、ムール貝を注文すると、もれなくポテトフライ特盛りがそえられています。
 注文していないというと「これが注文内容」と言われ、他の客のテーブルにも、山盛りのポテトフライがあることを教えられます。山盛りだからといって別料金は取られませんが、食べきれるかどうかが問題です。
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