西野法律事務所（法律問題のことなら大阪 弁護士会・西野法律事務所にご相談下さい)

　ロシアのウクライナ侵略で、港湾都市マリウポリと陸の要衝都市セヴェロドネツクなどが、建物、道路、橋、電気ガス水道などのインフラ施設が破壊されていることが伝えられています。

　都市を破壊しつくして、実質更地にしてしまうと、都市を再建するときに大変です。
　また、更地ならまだいいのですが、地雷や危険な化学物質が残っていたら、その処理も大変です。

　休戦協定や停戦協定が締結されればいいですが、いつまでも戦闘状態だと、占領したはいいのの、それを守るために兵力をさく必要があります。
　住民のいなくなった土地ならば、いるのは敵方兵士のみ、ミサイルや砲弾を撃ち放題になってしまう気がします。
　守るのは大変でしょう。

　そもそも、自分の領土にするつもりなら、できるだけ建物やインフラを残しておかないと、再建に莫大な金がかかります。

　ロシアは、一体何をしたいのか、わからなくなってきています。