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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

みどりの窓口の半減

 みどりの窓口が減ってきましたね。

 JR西日本は、令和2年12月16日、特急券や定期券などを販売する「みどりの窓口」の設置駅を令和2年度当初の約340駅から令和4年度末までに約180駅に半減させると発表しています。

 あわせて既存の窓口の営業時間も一部で短縮します。
 主要な新幹線停車駅など17駅以外の窓口は、令和3年春のダイヤ改正以降に順次、午前8時から午後8時に統一します。
 
 みどりの窓口の減少、また、みどりの窓口の営業時間の短縮も実施し、令和4年度末で年間約15億円の人件費削減効果を見込んでいます。

 令和12度末にはさらに減らし、新幹線停車駅や拠点駅など約100駅のみの設置とするそうです。
 サービスを維持するために、コールセンターの社員が販売を補助する「みどりの券売機プラス」などの導入駅を増やすということです。

 インターネット予約の拡充などを背景に、有人窓口の利用は減少傾向にあります。
 また、駅員など現場の人手は長期的に不足する傾向が続き、駅業務の効率化が求められています。

 みどりの窓口が減っていることはたいていの人が実感していると思います。

 ただ、みどりの窓口を利用することは少なくなりました。
 通常は、長距離切符は自動券売機で購入できます。

 ただ、絶対に、みどりの窓口でしか買えない切符があります。
 ジパング倶楽部の切符です。
 ジパング倶楽部に加入している人だけが購入でき、盆正月などの特定基を除けば、運賃や料金ともに3割引となります。なお、のぞみには乗車できず、ひかりかこだまのみの乗車となります。

 会員手帳を持ち、会員手帳に、買いたい切符の日付と区間、特急であれば何時の特急に乗るかを、あらかじめボールペン書きして、みどりの窓口に出向きます。
 その方法しかありません。

 みどりの窓口が減って、また、時間も短縮され、窓口の人員が減っていることもあって、結構待たされます。
 30分くらい待ちは覚悟しておかなければなりません。

 列の前の人が、ジパング倶楽部の切符を購入するのでしたら、仕方がないと考えます。
 また、特殊な観光列車の指定券も仕方がありません。
 他に方法がありませんから。

 しかし、自動券売機で簡単に購入できる切符を購入しようとする人が、延々と、ああでもないこうでもないと窓口職員を占拠しているのは、あまり愉快ではありません。
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