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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

王室の王位継承者

 平成25年4月25日、イギリス議会は、性別に関係なく長子を優先する改正王位継承法案を可決しました。
 男女同権の流れを受けたものです。

 平成25年7月に、ウィリアム王子とキャサリン妃の第1子から対象となりますが、 結局は、ジョージ王子が生まれ、チャールズ皇太子、ウィリアム王子につぐ多い継承者となります。

 日本は、皇室典範1条に「皇位は皇統に属する男系の男子がこれを継承する」となっていますから、女性皇族が天皇になる余地はありません。
 ヨルダン王国が同じとされています。
 なお、タイ王国王は、国王が、王族男子の中から次の王位継承者を任命するとなっています。

 男子を優先するけれども、女子も王になれるという「男子優先」は、デンマーク王国、スペイン王国、連合王国(イギリス)で採用されていました。
 デンマーク王国、スペイン王国は、今でも「男子優先」です。

 男女の関係なく、長子優先が王位承継で優先するのは、ベルギー王国、オランダ王国、ノルウェー王国、スウェーデン王国です。
 連合王国(イギリス)が仲間になりました。

 いずれにせよ、日本の皇室のように長い歴史をもっている王国はありません。

 日本の皇室は、女性皇族に偏りすぎていて、下手をすると(悠仁親王殿下に男子が生まれないと)、天皇承継者がなくなってしまいます。

 現在は、秋篠宮殿下、悠仁殿下、常陸宮殿下(86歳)の3名が皇位承継権をもっていますが、常陸宮殿下(86歳)には男子がいませんし、年齢からして、天皇になられることはないかと思います。

 秋篠宮殿下と悠仁殿下が外国訪問の時、同じ飛行機に乗れないという理由がここにあります。

 悠仁殿下に男子が生まれなければ、実質的に、皇位継承権者がいなくなってしまいます。
 親子が外国に行くとき、別の飛行機に乗らなければならないというのも大変です。
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