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雑記帳

マスクと日本人

 後藤厚生労働相は、令和4年5月20日、記者会見でマスクに関し「これからは熱中症のリスクが高くなる、屋外では距離をとれば着用する必要はない」との政府の見解を示しました。

 私自身は、屋外ではマスクをはずし、マスクを手に持って歩くようになりました。
 何かいわれたら、すぐマスクをつけられるように手に持ちます。
 オミクロン型のコロナより、脱水や熱中症の方が危険です。

 マスクなしで外出しても、周囲の視線はさほど気にならなくなりました。
 ただ、炎天下でも、マスクをしていない人は2割程度でしょうか。

 1918~20年に世界を襲ったスペイン風邪は、日本でもおよそ38万人が死亡したと言われています。
 その際も、マスクをつけようというキャンペーンがなされました。

 コロナ前は、冬の季節は、風邪かインフルエンザにかかっていいるか、かかりたくない人がマスクをつけていました。
 春ころからは、風邪かインフルエンザのほか、花粉症の人が、自分の花粉症が悪化しないためにマスクをします。

 コロナ後は、マスクは「コロナから自分を守る」に加えて「自分がコロナにかかっていた場合、他の人も守る」になりました。

 他の諸外国と違い、マスクの強制はありません。
 ただ、マスクをしていない場合、商店は入店を断ることができますし、飛行機などの場合は、搭乗を拒否します。
 それくらいでしょうか。

 と言っても、皆律儀にマスクをしていますね。

 日本では、マスクに抵抗はありません。
 マスクは、防じん、防寒に加え、感染症予防や他人に感染症をうつさないとの目的のほか、学校給食の配膳で児童が着用するなど、衛生に配慮してつけることになります。

 なお、台湾やベトナムに行くと、道路でバイクに乗る人や、歩行者が、防じん目的でマスクをしていて、気に入った柄のものがあれば、自分用やお土産として買うこともあります。

 ちなみに、日本では、相手の表情から感情をうかがうとき、目を見ます。あまり口元は見ません。
 サングラスをしている相手は、何を考えているのかわからないということになります。

 欧米では、サングラスをしているのは構わないが、口元を隠されると、何を考えているのかわからないという人が多いようです。
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