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雑記帳

百万長者

 クレディ・スイスの「グローバル・ウェルス・レポート 2021」によれば、日本で米ドル建てミリオネア(100万米ドル超の富を有する成人の数)は300万人以上いることが分かります。

 同レポートには、まずは2020年の国別の米ドル建てミリオネア(100万米ドル超の富を有する成人の数)の割合と人数が記載されてます。

 全体:5608万4000人
 世界の成人のうち米ドル建てのミリオネアは約1%です。

1 アメリカ:2195万1000人(39%)
2 中国:527万9000人(9%)
3 日本:366万2000人(7%)
4 ドイツ:295万3000人(5%)
5 イギリス:249万1000人(4%)
6 フランス:246万9000人(4%)
7 オーストラリア:180万5000人(3%)
8 カナダ:168万2000人(3%)
9 イタリア:148万人(3%)

 世界でみると資産100万米ドル超をもつ富裕層が約5608万人で、そのうち日本は約366万人と7%を占めています。

 アメリカは約4割、中国で約1割とこの2カ国でおよそ半数を占めますが、次いで日本となると想像以上に多いですね。

 一方で、長年上がらない日本の給与や社会保険料の負担増、数々の値上げなど生活が苦しい話題が多いですが、世界から見れば日本には富裕層が多いのも事実です。
 ちなみに同レポートでは、令和7年に日本のミリオネアは541万1000人までに増加すると推計されています。

 日本のミリオネアの割合の推移をみましょう。

 2000年:23%
 2005年:2%
 2010年:37%
 2015年:22%
 2020年:35%

 円安ですね。
 アメリカの富豪は多くなっているでしょう。
 ただ、ミリオネアの多いユーロ圏は、ウクライナ戦争がありユーロ安ですから、日本だけが少なくなるわけではありません。
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