本文へ移動

2021年2022年バックナンバー

雑記帳

入国上限「5万人に引き上げ」・添乗員なし外国人ツアーも容認、上限撤廃も視野に

 岸田首相は、令和4年8月31日に記者会見を行い、新型コロナウイルスの水際対策の緩和について、令和4年9月7日から1日当たりの入国者数の上限を現行の2万人から5万人に引き上げることを表明しました。

 添乗員なしのパッケージツアーも受け入れる方針です。

 「添乗員なしのパッケージツアー」って何?という人がいるかも知れませんが、航空券とホテルがセットになり、すべて自由時間です、旅行先国の空港からホテル、また、その逆は、自力でいってください。不安なら、オプションで送迎しますというツアーですね。

 ある程度海外旅行慣れした旅行客向けの商品です。
 韓国、台湾、香港などのツアーが多いですね。
 若者向けなら、ヨーロッパやアメリカなどの商品も売ります。

 いずれにせよ、政府は「第7波」の状況を見ながら、上限の撤廃も視野に検討を進める。

 水際対策の緩和を巡っては、令和4年9月7日から、入国・帰国者全員に提示を義務づけている出国前72時間以内の陰性証明書が、ワクチン3回目の接種証明を条件に不要となります。
 首相は、全国的な新規感染者数の減少傾向を踏まえ、同時に上限の緩和も可能と判断しました。

 出入国在留管理庁の統計(速報値)によると、令和4年7月の入国者数は1日平均約1万4000人です。
 政府関係者によると、令和4年7日は2万人に達する日もあったそうです。
 航空各社は、上限に合わせて国際線の便数などを調整しており、政府は上限の緩和に伴って入国者はさらに増えるとみています。

 先進7か国(G7)で入国者数に上限を設けているのは日本だけです。
 首相は「G7並みの円滑な入国が可能となるよう、段階的に緩和を進めていく」としており、上限撤廃の時期について慎重に検討する考えです。



TOPへ戻る