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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

近づく自衛隊機に「レーダー照射」も、平成31年2月に韓国軍内部で指針

 韓国では、大統領が替わると、前政権の「悪事」があぶりだされます。

 平成30年末に、韓国のミサイル駆逐艦広開土王が、海上自衛隊のP1哨戒機にFCレーダーを照射した事件がありました。
 基本的に、「FCレーダーの照射」は、拳銃でたとえると、銃口を向けて、引き金に手をかけるということです。

 その2か月後に、韓国軍が艦艇に低空で接近する日本の自衛隊機に対し、レーダー照射などの強硬な対応をとるガイドラインを作成していたことが暴露されました。

 韓国国会の保守系与党議員で元韓国軍合同参謀本部次長の申源湜氏が韓国国防省から「事実関係の報告を受けた」と明らかにしました。

 指針は平成31年2月につくられた「日本哨戒機対応指針」として、公海上で接近してきた自衛隊機に対し、通信などによる2回の警告に応じずに近距離飛行を保った場合は、火器管制レーダーを照射して対抗するよう規定しています。

 自衛隊機だけが対象で、ロシア機や中国機に対象を限定した指針はないということです。

 自衛隊関係者は、友軍であるはずの自衛隊の哨戒機に対し火器管制レーダーを照射し、敵軍であるはずのロシア機や中国機の軍用機に対し火器管制レーダーを照射するというガイドラインがないというのはおかしい、日本の自衛隊は敵軍とでも思っているのかというコメントをしていましたが、自衛隊の哨戒機に対し火器管制レーダーを照射してもミサイルは飛んできませんが、ロシア機や中国機の軍用機に対し火器管制レーダーを照射すればミサイルが飛んでくるというのが本音ではないでしょうか。

 韓国紙の中央日報は、令和4年8月18日、「政府消息筋」の話として「指針は青瓦台(旧大統領府)安保室が主導し、軍当局の原案より強硬に作った」などと報じています。
 そうなんでしょうね。

 基本的に、軍人同士は、なんだかんだいっても、相互に尊敬して礼節をつくすものです。
 
 韓国のミサイル駆逐艦広開土王は、瀬取りに関与していたか、脱北者の送還に関与していたのを自衛隊の哨戒機に見つけられて、詳細な情報を取りに来られたので、火器管制レーダーを照射して、追い払おうとしたのでしょう。


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