本文へ移動

2021年2022年バックナンバー

雑記帳

抗原検査とPCR検査

 コロナの第7波も小康状態になっています。

 PCR検査は面倒ですね。
 所定の場所に出かけなければならず、結果が出るまで数時間かかります。
 検査時間によっては、結果判定が翌日以降になることもあります。

 ちなみに、私の事務所のあるビルの御堂筋を挟んで向いにPCR検査所があり、私の事務所のあるビルの西側にもPCR検査所があります。
 
御堂筋を挟んで向いにPCR検査所ははやっていますが、ビルの西側にもPCR検査所は閑散としていて、ときどき、サンドイッチマンの人が立っています。

 抗原検査キットは薬局は簡単ですね。
 キットさえ手に入れば自分で検査でき、結果が15~30分でわかります。
 「もしかして」と思った時に使用している人も多いだろう。

 なお、抗原検査キットには、国が臨床的に有効と認めた「体外診断用医薬品」と、国の承認が得られていない「研究用」があります。
 研究用はネットで出回っていて手に入りやすいが、体外診断用医薬品より精度は落ちると考えられています。

 PCR検査希望者の増加で抗原検査キットが用いられていることもありますが、「抗原検査陰性=コロナ陰性」とはせず、「抗原検査陽性なら確定診断。陰性なら偽陰性を見逃さないためにPCR検査」としています。

 PCR検査はウイルスの塩基配列の一部を正確に認識して増幅する検査で、人為的ミスがない限り、偽陰性の発生はほぼ0%です。
 それに対し抗原検査はタンパク同士の抗原抗体反応を利用していて、一定の確率で偽陰性、偽陽性が出ます。

 抗原検査の結果が信用できないのは、特に発症すぐの場合によくあります。
 偽陰性となりやすいといわれています。

 無症状の人が、週2~3回、確認のために抗原検査キットを使うならいいですが、症状があったり、濃厚接触者となった場合に、抗原検査キットだけに頼っていては、感染拡大につながりかねません。
TOPへ戻る