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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

宇宙船地球号

 「宇宙船地球号」(Spaceship Earth)という言葉があります。

 「宇宙船地球号」とは、地球上の資源が有限であり、国どおしでいがみ合い、利己主義的な行為にはしるのではなく、各国が、資源の適切な利用をしなければならないこと、また、汚染物質の拡散に国境はなく、各国は、汚染物質を出さないように勤めるべきであるという文脈で使用されます。

 石油などの化石燃料は「有限」とかんがえられていました。ただ、昔の計算ではとっくになくなっているはずなのに、いくらでもあるようにみえます。
 シェールガス等採算があわなかったはずのものが、価格の高騰によって採算が合うようになっています。アメリカが中近東の石油があろうがなかろうが関係ないという時代が来るとは思いませんでした。

 ただ、先進国が、新興国に、資源を「無駄」遣いするなとかいうのも利己主義的ですね。
 なお、発展途上国は、資源を買いたくても買えませんから、いつまでたっても「はい上がれ」ません。

 汚染物質にしてもそうですね。
 先進国が、新興国に、汚染物資をおさえろとぃつたところで、先進国は、今まで、さんざん汚染物質を排出してきたのですから。

 「宇宙船地球号」なら、我慢はできるのですが、日本は「風上」に中国があります。
 中国の都市に行くと、青空が「ない」ようにみえます。韓国のソウルなどもそうなっています。いつも、曇っているように見えます。

 日本も、最近でこそ「まし」になりましたが、私が、山口県の秋芳洞に修学旅行などで行ったとき「こんなに空には星があるのか」と思ったくらいですから、かなり和歌山市にも大気汚染はあったんでしょう。

 ゴミなども途上国で輸入して処理してくれなくなりました。
 プラスチック袋やストローも問題ではあります。
 日本のゴミ処理の技術力で途上国を助けるということも大切です。ただ、先立つものが・・ということなのでしょう。
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