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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

外貨準備3.5%減 10月に円買い・ドル売りの為替介入で

 財務省が令和4年11月8日発表した10月末の外貨準備高は1兆1945億ドル(約175兆円)と、令和4年9月末から434億ドル(3.5%)減りまし。

 円買い・ドル売りの為替介入が影響しています。
 アメリカの金利上昇でアメリカ国債の時価評価額が下がったことも影響しています。
 また、アメリカの金利上昇で、ドルに替えて資産運用する法人、個人が増えています。

 財務省はこれまで令和4年9月29日~10月27日の為替介入実績が6兆3499億円だったと発表しています。
 10月は実施の有無をすぐには明らかにしない「覆面介入」をしましたが、結果は外貨準備高に表れます。

 令和4年10月末の外貨準備高のうち外国債券などの「証券」は9413億ドルと、前月末比で439億ドル減りました。外貨預金は1370億ドルで前月より9億ドル増えました。
 外貨準備の大部分を占めるアメリカ国債を換金し、円を買った可能性があります。

 満期となったアメリカ国債の償還金で、アメリカ国債を買わずに、結果、アメリカ国債残高が減ったということもあるでしょうが、アメリカの逆鱗に触れないため、アメリカ国債をまとまって売れないというのは事実ではないかも知れません。

 財務省は、令和4年11月8日、外貨準備を管理する外国為替資金特別会計(外為特会)の令和3年度の運用実績を発表しました。
 外貨証券と定期預金の運用利回りは1.56%と前年度比0.26%下がり、データを公表している平成19年度以降で最低となりました。
 アメリカが、新型コロナウイルスの感染拡大後に続けていたゼロ金利政策が響いたとみられます。
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