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雑記帳

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ヨーロッパのLCC利用空港

 日本にも格安航空会社(LCC)が、本格的に稼働してくるようになりました。

 関西空港を起点としてピーチ航空が、成田空港を起点として、ジェットスター・ジャパンとバニラエアが、国内線を含め、低料金で利用できるようになりました。

 座席スペースを詰める、機内サービスの有料化、預け荷物の有料化、インターネットでの航空券販売、LCC専用ターミナル、ボーディングブリッジを使わずバスで搭乗などによってコストをカットします。

 また、便利な場所にある空港ではなく「辺鄙」な場所にある空港を利用するという方法があります。

 着陸料が安かったり、頻繁な離発着がなく待たされることがないというメリットがあります。

 関西空港も成田空港も都心から離れています。

 関西空港は、まだ「まし」です。成田空港は、遠いしバスは高いし(現在は1000円バスが走っています)、国内線に搭乗するために成田空港に行くというのは不便です。

 成田空港は、千葉県にあり、都心から58km離れているのに、かつて「新東京国際空港」と呼ばれていました。

 日本の「関西空港」も「成田空港」も、LCC利用空港としては、まだ「まし」かもしれません。

 ヨーロッパに行くと、とんでもない空港に連れて行かれることがあります。

 ライアンエアーが「デュッセルドルフ」空港と表示していた空港に「ヴェーツェ」空港があります。

 デュッセルドルフから北に80kmほど行ったヴェーツェ村にあります。
 茨城空港と都心が80kmですから、いかに離れているわわかりますね。

 ドイツの土地勘がわからない人にはわからないでしょうが、バスに乗ると、高速の表示板に「エッセンまで○○km」「デュッセルドルフまで○○km」と表示され「エッセンより北にあるのか・・」とびっくりすることになります。

 携帯電話のない時代ですから、韓国人女性がヴェーツェ空港におろされ、彼がデュッセルドルフ空港で待っているという話を泣きながらしていました。

 「私も被害者だ」「このバスに乗って、デュッセルドルフ中央駅にいって、Sバーン(都市近郊電車)に行くしかない」と教えたのですが、私の乗った1時間に1本のバスには乗っていませんでした。
 タクシーで空港まで行ったのかも知れません。

 平成17年「デュッセルドルフから遠すぎるため、デュッセルドルフの名を冠するのは詐称である」として裁判を起こされ、裁判所から「デュッセルドルフ」の名を冠することを停止するよう命令を受けました。

 フランクフルト・ハーン空港という空港があります。
 もちろん、ルフトハンザ航空が拠点とする、タクシーでも行けるフランクフルト・マイン空港ではありません。
 フランクフルトから優に100km以上離れているジンメン村とキルヒベルク村にまたがっていて、マインツのはるか西、某LCCが、よく「フランクフルト空港」と言えた感心します。

 もっとも、結構「流行って」いるらしいですね。

 これらについては、まだ、国が一緒ですから「かわいい」ものです。

 ライアンエアーが「ウィーン」と表示している空港に「ブラティスラバ」空港があります。
 「ブラティスラバ」空港は、「ウィーン」から50km程度「しか」離れていません。

 成田空港程度で「良心的か?」とも思いますが、国がオーストリアではなく、スロバキア共和国にあります。
 チェコスロバキアは、平成5年、平和的に、プラハを首都とするチェコ共和国と、ブラティスラバを首都とするスロバキア共和国に別れました。

 「ウィーン」から50kmといっても、ドイツ語とは違いスロバキア語です。
 幸い、通貨は、チェコのコルナと違い、ユーロです。

 ヨーロッパで、LCCを利用されるという方は、ライアンエアーの利用は慎重にされた方がいいでしょう。
西野法律事務所
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