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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

日本からブラジルへの航空便

 ブラジルやアルゼンチンやペルーなど南米諸国に旅行しようとします。
 ご存じのとおり、ブラジルは、日本の「真裏」にあります。
 ブラジルやペルーまで飛行機で行こうとしたらどのようなルートが考えられるのでしょうか。

 ブラジルに、日本人観光客はあまり行きません。
 ブラジルと「陸続き」のペルーは、マチュピチュやクスコなどへのツアーが出ていますね。
 通常、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨークなどで乗継ぎ南米の都市に向かいます。

 片道の飛行時間は、行きと帰りによって異なりますが、合計22、3時間程度、乗継ぎ時間が加わります。
 24時間ははるかにこえます。
 普段は、エコノミークラスでのツアーにしか参加されない方でも、ビジネスクラスを利用される方が賢明かも知れません。

 南米へのルートはこれだけでしょうか。
 ヨーロッパの都市経由という方法があります。
 ルフトハンザでフランクフルトを経由しても構いませんし、エールフランスでパリを経由しても構いません。KLMでアムステルダム経由という方法も考えられます。
 飛行時間は、アメリカ各地を経由するのと同じくらいです。
 地球儀をみればわかりますが、むしろ、ヨーロッパの都市を経由する方が早いほどです。

 なお、日本人には考えにくいですが、アメリカを経由するという方法には難点があるそうです。
 通常、国際線から国際線の乗継ぎの場合は、当該乗継ぎ国に入国する必要はありません。
 ただ、アメリカの場合、国際線から国際線の乗継ぎであっても、全ての旅客は入国審査、税関検査をする必要があります。
 日本人には問題がないのですが、国籍によっては、アメリカの入国審査を簡単に通過することができないことがあるようです。

 私自身、フランクフルト空港の関西空港行きの搭乗口で、ブラジル(国旗のワンポイントが入っている服を着た、ごっつい男性たちです)の何かのスポーツ選手が、大挙して乗込むのを見たことがあります。
 なぜ、こんなにブラジル人がいるのか、CAさんに聞いたところ、アメリカの入国審査で引っかからないよう、ドイツ経由にしているということでした。
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