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　三菱地所は、平成２７年、東京駅前に地上約３９０メートルの日本一の超高層ビルなどを建設する再開発計画を発表しました。
　総額１兆円超の事業になる見通しで、４棟を平成３９年度までに順次完成させる予定です。

　三菱地所は、丸の内、大手町など東京駅周辺の一等地を地盤としていますが、駅を挟んだ八重洲地区などでライバルの再開発計画が相次いでいて、巨大プロジェクトは「本丸」死守の宣言ともいえます。

　現在の日本の高層ビルは、高い順に、以下のとおりです。

あべのハルカス（大阪）　３００ｍ
横浜ランドマークタワー（横浜）　２９５．８ｍ
りんくうゲートタワービル（大阪）　２５６．１ｍ
大阪府咲洲庁舎（大阪）　２５６．０ｍ
ミッドタウン・タワー（東京）　２４８．１ｍ
虎ノ門ヒルズ（東京）　２４７ｍ
ミッドランドスクエア（名古屋）　２４６．９ｍ
ＪＲセントラルタワーズオフィス棟（名古屋）　２４５．０ｍ
東京都庁第一本庁舎（東京）　２４２．９ｍ
ＮＴＴドコモ代々木ビル（東京）　２３９．９ｍ
サンシャイン６０（東京）　２３９．７ｍ
六本木ヒルズ森タワー（東京）　２３８．１ｍ

　私が、どこに登った（最上階まで登った）かといわれると、「あべのハルカス」には登っておらず、なぜか、六本木ヒルズだけです。

　ところで、丸の内の高層ビルは、皇居をみおろすことになり、危機管理上、危ないように思います。
　ゴルゴ１３でなくても、危ないですね。
　皇室の一般参賀は、ガラス越しです。
　昭和４０年代には左翼活動が激化し、昭和天皇に対しパチンコを撃った天皇事件などもあり、皇居の長和殿に厚いガラスを設け、ガラスの向こうから天皇・皇后両陛下を筆頭に成年皇族が参加するようになりました。

　ただ、日本国の象徴で、政治的実権がありませんから、暗殺はないのかも知れません。

　東京への遷都前の京都御所も、攻撃には弱いでしょうね。


　第２０代安康天皇（５世紀）と、第３２代崇峻天皇（６世紀）は暗殺されています。

　なお、近代になって、昭和７年１月８日、昭和天皇が乗車した馬車が桜田門外を進行中に、沿道から手榴弾が投げつけられるという事件がありました。
　犯人は、愛国団によって派遣された刺客・李奉昌で、犯行の前々日に偶然入手した憲兵の名刺を使って観兵式の警戒網を突破しましたが、精神的動揺のために襲撃に失敗したもので、大逆罪で死刑になっています。

　天皇陛下の暗殺未遂犯が、韓国では英雄です。

　知っておられましたか。