本文へ移動

2021年2022年バックナンバー

雑記帳

レスボス島


 ギリシャにレスボス島があります。

 主にシリアからの難民1万5000人以上により地元住民の生活に大きな影響が出ていた、また、一部で暴力行為も報告されるなど、島での状況が「爆発寸前」であることを明らかにという話がありました。

 現実に、コロナ禍で国境を閉じている国が多いですから、、あまり報じられません。

 レスボス島(Λ?σβο? / Lesvos ; 英: Lesbos)は、エーゲ海の北東部、トルコ沿岸に位置するギリシア領の島です。
 最大の都市ミティリニから、ミティリニ島(Μυτιλ?νη / Mytilini) ともよばれています。

 トルコの沿岸に位置し、トルコとは狭い海峡で隔てられていて、クレタ島、エヴィア島に次いで、ギリシャで3番目に大きい島です。

 トルコとギリシャの国境の島々は、ほとんどがギリシャ領です。
 ギリシャはEU加盟国ですから、トルコから難民が押し寄せます。

 「レスボス島」という名前で、何か連想する人はいないでしょうか。

 「レスボス島」は、「レズビアン=女性同性愛者」という言葉の語源となった島です。

 レスボス島という名前で通っていた島が、ギリシャで、ミティリニ島と呼ばれるようになっているということだけで、何かいわくがありそうですね。

 古代ギリシャの女流詩人サッポーが、女性への愛を謳った作品を多くのこしたことから、レスボス島が「レズビアン(Lesbian)」という女性同性愛者を示す言葉の語源となったと言われています。

 女性同性愛の意味での「lesbianism」という単語は1870年から記録があり、20世紀以降、この言葉は世界各国に広まりました。

 レスボス島の住民はこれを嫌い、島の名前を、島の首都と同じ名前「ミティリニ」に変えてしまいました。
 このため、ギリシャにおけるこの島の公式名称は「ミティリニ島」になりました。

 しかし、英語や日本語では従前通り、「レスボス島」が使われているという次第です。

 何か、とんでもない話から、全く関係のないレスボス島が話題になったということです。

 現在は、LGBTとか、センシティブな話題になっています。
 個人の嗜好ですから、本人たちに任せればいいだけの話かと思います。
TOPへ戻る