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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

新型コロナウィルス抗体保有率、東京0.91%

 厚生労働省は、令和3年2月5日、新型コロナウイルスへの感染歴を調べる抗体検査を行った結果、東京都での陽性率(保有率)が0.91%だったと発表しました。

 大阪府は0.58%、愛知県0.54%などでした。
 東京は令和2年6月実施時の約9倍に増加しました。

 抗体検査は2回目で、厚労省は昨年12月14日~25日、東京など5都府県で同意を得た住民を対象に実施しました。

 サンプルは、東京3399人、大阪2746人、愛知2960人、宮城2860人、福岡3078人です。

 その結果、各地の保有率は、東京0.91%(前回0.10%)、大阪0.58%(同0.17%)、宮城0.14%(同0.03%)だった。新たに対象に加えた愛知は0.54%、福岡は0.19%でした。

 人間の体内では、感染症にかかった後、同じウイルスが再び入ってきた際に体を守る特殊なタンパク質(抗体)が作られます。

 抗体検査はこのタンパク質の有無などを基に、体内に免疫があるかを調べます。
 新型コロナは感染者の約8割が軽症か無症状なため、抗体検査による感染状況の把握が有効とされています。

 厚労省は保有率を正確に判定するため、前回検査と同様に、2社の試薬の両方で確認された人を抗体保有者と定義しています。
 どちらかの検査方法での陽性のみでは「抗体保有」としていません。

 東京都の人口が約1400万人なので、0.91%ということは、約13万人ぐらいがコロナ感染歴があって、抗体を持ってる可能性があるって事ですね。


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