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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

中国国営TV、ボーダフォンドイツ独法人も放送停止 欧州全域に波及も

 イギリス通信大手ボーダフォンのドイツ法人は、令和3年2月12日、自社のケーブルテレビサービスで中国国際テレビ(CGTN)の視聴を停止すると明らかにしました。
 ボーダフォンのドイツ法人は、有効な放送免許がないと説明しています。

 イギリス放送通信庁(Ofcom)は、令和3年2月4日、国営CGTNの放送免許を取消したと発表しました。
 調査の結果、中国共産党が番組の最終的な編集権を握っていることが結論付けられ、イギリスの放送法に反すると述べました。

 これに対し、中国の放送行政を担う国家広播電視総局は令和3年2月12日、イギリスBBCの中国国内での放送を禁止しました。
 香港でも、公共ラジオ放送の香港電台(RTHK)が、BBCからの中継放送を令和3年12日から一時停止すると発表しました。

 ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州のスポークスマンによりますと、ドイツでは、はイギリス免許に基づき中国国際テレビ(CGTN)が放送されていましたが、イギリス国も加盟する放送に関する欧州の協定では免許が他国にも適用されるため、CGTNは域内全域で放送停止を迫られる可能性があるとのことです。

 EU各国は、やっと、中国の「ヤバさ」に気づき始めたようです。

 日本は、EU各国と異なり、ロシアの「ヤバさ」について鈍感です。

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