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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

鉄子

 ダイヤ改正時期です。

 令和3年3月11日、撮り鉄がまた電車を止めてしまいました。
 引退直前の185系「おはようライナー」の撮影で撮り鉄が鉄道敷地内に侵入し、この影響で朝ラッシュ時の東海道線が一時運転を見合わせる事態となりました

 古い話ですが、平成27年、高知県四万十町の土佐くろしお鉄道中村線の若井駅構内で、台湾人の女性(40)が、同駅を通過する高松発中村行き特急「しまんと1号」(3両編成)にはねられ死亡したそうです。

 友人の女性3人と台湾から観光で日本を訪れており、事故の直前には友人と線路に降りて写真撮影をしていたところ、列車に気付かず逃げ遅れたとみられるそうです。

 この事故で列車は現場に約1時間40分停車。4本が運休し、2本が最大1時間50分遅れ、計約150人に影響が出た。
 人身事故で4本運休、計約150人に影響が出たという時点で、どの程度の人が乗るかわかりますね。

 ご冥福をお祈りします。

 土佐くろしお鉄道中村線は、いわゆる第三セクターの路線です。

 朝のラッシュ時(登校する生徒の乗降する生徒のいる時間帯)を除き、1両編成のジーゼル車が、1時間あたり1~2本程度運行されていて、各駅停車のほか、快速列車が運転されています。
 つまり、上下合わせて、1時間あたり2本~4本の列車が運行されているということになります。

 高松発中村行き特急は1日あたり上下合わせて2本だそうです。

 若井駅はJR予土線の乗換駅で、乗換えで利用する乗客が多く、乗換えの接続のため1時間ほどの時間が余ってしまい、線路に降りて写真を撮るがいるそうです。

 ところで、なぜ、台湾旅行客が四国にと思われる方もいると思いますが、めぼしい日本の名所は回ったというリピーターはいます。

 高松空港と台北を結ぶ直行便が昨春、週2便から4便に増えたのが主な要因とされています。

 高松空港に降りた台湾人客の多くは、高知市、高知県西部、松山市の道後温泉などを巡るツアーに参加するそうです。個人客の増加もあります。

 外国人が四国内の鉄道を自由に乗降できる格安の「オール四国レールパス」(JR四国、伊予鉄道、高松琴平電気鉄道、土佐電気鉄道、土佐くろしお鉄道、阿佐海岸鉄道)があるそうです。

 JR四国の車内アナウンスは日本語のみ。
 特急列車の通過への注意を喚起する看板も全て日本語だけ。
 中村線の無人駅には、音で列車接近を知らせる設備がありません。

 自分の身は自分で守るということでしょうか。


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