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雑記帳

日系人強制収容「恥ずべき歴史」バイデン氏が声明

 バイデンアメリカ大統領は、令和3年2月19日、第2次大戦中に日系人の強制収容につながる大統領令が署名されて79年となるにあたり、「アメリカ国の歴史の最も恥ずべき時代の一つ」として、連邦政府の謝罪を「再確認」する声明を発表しました。

 声明は「日系アメリカ国人は彼らの生まれだけを理由に標的にされ、投獄され、非人道的な強制収容所で生きることを余儀なくされた」と指摘し、「アメリカ国は、すべての人の自由と正義という建国以来の理想を実現することはできなかった」と表明しました。

 太平洋戦争開戦の翌昭和17年2月、当時のルーズベルト大統領は大統領令9066号に署名しました。
 日系人約12万人が「敵性外国人」のレッテルを貼られ、収容所で過酷な生活を強いられました。

 レーガン政権の昭和63年になって公式な謝罪と補償が行われました。

 アメリカは、日本とのみ戦っていたわけではなく、ナチスドイツ、ムッソリーニ率いるイタリアと交戦中でした。

 アメリカには、日系人だけではなく、ドイツ系、イタリア系の移民と、その子孫がいます。
 ドイツ系、イタリア系の移民と、その子孫が収容所に入れられたのなら、当時の時代背景を考えれば納得もできないではないですが、日経の移民とその子孫が収容所に入れられるというのは、合理的ではありません。
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