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雑記帳

WTO事務局長上級補佐官に日本人外交官が就任

 令和3年5月2日、外務省の宇山智哉内閣官房内閣審議官が、世界貿易機関(WTO)ンゴジ・オコンジョ=イウェアラ事務局長の上級補佐官に就任しました。

 外務省は令和3年5月1日、宇山前内閣官房TPP(環太平洋経済連携協定)等政府対策本部企画・推進審議官をWTO事務局長上級補佐官として派遣すると明らかにしました。
 TTP11成立の影の立て役者です。

 宇山上級補佐官は事務局長を直接補佐しながらアジア地域を含む業務を担当する予定です。

 上級補佐官は今回新設されたポストで、任期は2年で再任が可能です。
 宇山上級補佐官は経済局国際貿易課長、同審議官などを歴任しています。

 日本が上級補佐官のポストを占めたのは、日本政府の要請です。
 日本経済新聞はこの日、「日本政府は茂木敏充外相を中心に、オコンジョ氏を支える人材を派遣する用意があると伝えていた」と報じました。
 また、読売新聞は「日本からWTOの中枢幹部に就くのは初めて」と伝えました。

 WTO立て直しの立役者となってほしいものです。
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