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　「富裕層」とは、どう定義されているでしょう。

　ＲＢＣウェルス・マネジメントなどの調査による富裕層の定義は、主な居住用不動産、収集品、消費財、および耐久消費財を除き、１００万米ドル以上の投資可能資産を所有する世帯としています。
　自宅や家具、評価の難しい絵画・骨董品を除いて、換金可能な、金融資産と賃貸物件、別荘などの不動産が１億０９００万円をこえている人のことです。

　ボストンコンサルティンググループの調査グローバルウェルス・レポート２０１９によれば、富裕層は、アメリカ２０２１万人、中国５０８万人、日本３３２万人と続きます。


　これとは別に「超富裕層」があります。
　５０００万米ドル以上の投資可能資産を所有する世帯を超富裕層 (Ultra-HNWI)と定義されいてます。

　日本は、アメリカ、中国、ドイツ、イギリス、インド、フランス、カナダに次いで、８位です。

　確かに、日本には「小金持ち」はおおいですが、「大金持ち」は少ないという実感とあった統計だと思います。
　富の偏在のマイナス側面を考えると、日本の順位は悪くありません。