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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

バスに乗り遅れるな

 中国が設立を提唱するAIIB(アジアインフラ投資銀行)について、参加国は100を超えているようですね。

 アメリカ、日本は参加していません。

 日本では「バスに乗り遅れるな」というマスコミの論調がありました。

 もちろん、AIIBが融資をするにあたり、参加国になっておけば、自国のビジネスに有利という思惑があります。

 エスニックジョークがあります。

 様々な民族の人が乗った豪華客船が沈没しそうになる。それぞれの乗客を海飛び込ませるには、どのように声をかければいいか?
ロシア人(海の方を指して)「あっちにウォッカが流れていますよ」
イタリア人「海で美女が泳いでいます」
フランス人「決して海には飛込まないでください」
イギリス人「こういうときにこそ紳士は海に飛込むものです」
ドイツ人「規則ですから飛び込んでください」
アメリカ人「今飛び込めば貴方はヒーローになれるでしょう」
中国人「おいしい食材が泳いでいますよ」
日本人「みなさん飛び込んでいますよ」
韓国人「日本人はもう飛び込んでいますよ」

 「バスに乗り遅れるな」ということですが、AIIBというバスは、うまく走っていないようです。

 中国が、事実上決定権を持つ融資案件に、日本が出資するというのも疑問です。
 資金提供がごくわずかで、発言ができるのなら問題がありません。
 日本が参加すれば、多額の出資を要求されます。
 中国が、日本の金で潤ったのでは「たまったものでは」ありません。

 アメリカと日本の参加しないAIIBは、たかが知れています。

 日本主導のADB(アジア開発銀行)は、年間融資は、コンスタントに毎年400件ありますが、AIIBは、最高でも2桁の下の方です。


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