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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

イギリス、コロナ死者ゼロ ワクチン奏功

 イギリス政府は令和3年6月1日、新型コロナウイルスによる令和3年5月31日の死者がゼロだったと発表しました。

 令和2年3月のコロナ流行以降では初めてです。
 多い時期には1000人以上が亡くなる日もありましたが、ワクチンの迅速な普及に成功したことで状況は大きく好転しました。
 ちなみに、イギリスの死者数は、日本の死者数の発表とやり方が異なり、相当過小に発表されています。

 ちなみに、イギリスの人口は、日本のほぼ半分ですから、日本の人口に換算すると、1日2000人以上の人が死亡していたということになります。
 1週間足らずの死者が、日本のこれまでの総合計の死者を上回るという異常事態でした。

 イギリスは他の先進国に先駆けて令和2年12月8日からワクチン接種を開始し、複数の種類のワクチンをいち早く確保したほか、医療従事者にこだわらずに打ち手をそろえるなどし、大規模な接種体制を整えました。

 これまでにワクチンを少なくとも1回接種したのは人口全体の約6割に当たる約4000万人で、2回の接種を終えた人も約4割の約2600万人に上ります。

 死者ゼロはワクチンの効果を示したものといえそうです。
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