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2021年2022年バックナンバー

雑記帳

国内接種1000万人超える 1回以上接種、高齢者の6分の1

 令和3年6月2日、首相官邸は、ワクチン接種記録システム(VRS)の入力を基に集計し、合計は1038万7589人となったことを明らかにしました。

 医療従事者向けは対象の97%が1回目の接種を終え、65歳以上の高齢者も15%ほどが済ませたことになります。
 医療従事者向けは対象の65%が1回目の接種を終え、65歳以上の高齢者も1.2%ほどが済ませたことになります。

 日本で接種されているワクチンは、ファイザー製のワクチンとモデルナ製のワクチンです。
 他に、日本で承認されているワクチンはアストラゼネカ製のワクチンがあります。
 日本では、ファイザー製のワクチンとモデルナ製のワクチンのみで、接種対象者全員に接種可能であること、アストラゼネカ製のワクチンは血栓のできる危険性が比較的高いとして、日本では接種せず他国に援助する予定となっています。
 これらは、いずれも2回接種することとなっています。

 他に、日本で承認はされていませんが、ヤンセン(ジョンソン・アンド・ジョンソン)製のワクチンがあります。
 これらは、1回接種だけで足ります。
 日本での承認の予定はありません。

 アメリカの疾病対策センター(CDC)、令和3年3月に、日本で接種されるファイザー製のワクチンについて、従来の中国株なら、1回接種でも感染リスクを80%減らすことができ、2回接種すれば95%以上の感染リスクを押さえられると公表しています。

 イングランド公衆衛生庁は、ファイザー製のワクチンは、イギリス株に対し、1回接種で51%、2回接種で93%の発症予防効果があり、インド株に対し、1回接種で34%、2回接種で88%の発症予防効果があるとしています。

 従来の中国株から変異した、変異型コロナウィルス型を考えると、2回接種が欠かせないとされています。

 接種加速は経済活動再開の可能性も高めます。

 イギリスのBBCやドイツのZDFでは、飽きもせず新型コロナウィルスがトップニュースとなることが続いていましたが、新型コロナウィルスがトップニュースになることは少なくなりました。
 イギリスのBBCなどは、この夏のバカンスをトップニュースにしていました。

 東京五輪・パラリンピックの開始されるころに、ワクチン接種が可能な高齢者に2回接種がされているでしょう。
 また、基礎疾患のある65歳未満の人の接種も始まります。

 東京オリンピックとパラリンピックの日本選手のメダルラッシュに期待しましょう。
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