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　６４歳以下の人でもワクチンの大規模接種の予約ができるようになり、令和３年６月２１日からは職場や学校などでも接種が可能になります。

　６４歳以下の人でも、心臓病や腎臓病などの基礎疾患があるひと、ＢＭＩが２５から３０以上の人にとっては、ワクチン接種は、よほどの理由がない限り、接種を受けられた方がいいようです。

　若い世代からは、副反応が心配という声が上がっています。

　ファイザーのワクチンを２回接種した人で、全身の倦怠感や発熱、頭痛といった反応が出た人の割合を見てみますと、高齢者に比べて、年齢が若い人（つまり、医療従事者ですね）のほうが多いという結果でした。

　ワクチンというのは体の中に異物を入れて、それに対する抗体、免疫を作るわけです。
　若い人のほうが、そういったものに対する反応が強いので、副反応も強く出ます。
　ということは、高齢者は、体の中に異物を入れても、反応する力がないから、副反応が出にくいということになります。

　ただ、新型コロナウィルスに対する抗体もしっかりできるということになりますし、高齢者や基礎疾患がある人と接触回数が多い人は、ワクチン接種をお考え下さい。

　妊婦もそうですが、これから子供をつくる予定の世代の方は、慎重に考えた方がいいかもしれません。
　現在、ワクチン接種者に重大な副反応がでるのは、ごくまれですが、子世代にどうなるかは、誰も知りません。