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　韓国大統領府は公式SNSにムン・ジェイン大統領のオーストリア国賓訪問を広報しながら、オーストリアの国旗ではなくドイツの国旗を誤って掲載し、これを修正するハプニングが発生した。

　韓国大統領府は令和３年６月１５日、公式インスタグラムを通じて「文在寅大統領夫婦がアレクサンダー・ファン・デア・ベレン大統領夫婦とともにハイリゲンクロイツ修道院を訪問した」と伝えました。
　大統領府はこのような情報を伝えながら、韓国の国旗とともにドイツの国旗を掲載しました。

　指摘された大統領府は、遅れてオーストリアの国旗に修正しました。


　オーストリアの国旗と、オーストリアの国旗を間違えたのなら「よくあること」です。

　しかし、オーストリアがドイツの一部であるかのような間違いは重大ミスです。

　オーストリアは、第二次世界大戦前に、ドイツに併合されました。アンシュルス（Auschlss）と呼ばれます。
　オーストリアはドイツの一部だったのです。

　オーストリアは、終戦後、「オーストリアはナチスドイツの最初の被害者」と、被害者のような顔をして、終戦後の占領をのがれようとしましたが、政府が永世中立を宣言した昭和３０年１０月２６日までの間、連合国４か国軍による占領統治が行われていました。

　ある意味韓国と北朝鮮も同じです。

　日本の一部として戦闘してましたから、オーストリアと同様敗戦国扱いを受けても不思議ではありませんでした。

　ただ、日韓併合の時、大韓帝国が国家の体をなしていなかったことが幸いし、オーストリアと異なり、分割による占領統治ではなく、信託統治という形が取られました。

　もっとも、北はソ連が占領し、南はアメリカが占領していため、結局は、分断国家となりました。

　他にも第二次世界大戦後の分断国家は、ドイツやベトナムなどがあったのですが、いずれも統一に成功しています。
　統一していないのは、韓国と北朝鮮のみですね。

　緩衝地帯のため、大好きなKoreaは２つあった方がいいという周辺国が多いという理由もありますが、やはり、自分たちか統一するという意思と能力がなければ統一できません。